本学での介護過程のe-learning活用の教授法 ―「moodle」の授業,web実習記録システム,アセスメントツール「ケアポート」―

書誌事項

タイトル別名
  • Pedagogy of e-learning use of caring process in this university - Class of ”moodle”,web practice record systems,and assessment tools ”care port” -
  • ホンガク デ ノ カイゴカテイ ノ e-learning カツヨウ ノ キョウジュホウ : 「 moodle 」 ノ ジュギョウ, web ジッシュウ キロク システム,アセスメントツール 「 ケアポート 」

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説明

超高齢社会,バブル崩壊など社会システムの転換に対応できる人材育成が大学教育に求められるなか,介護福祉士育成においても科学性や効率性の追求などといった多くの課題があることが研究の背景にある。それらの課題に向けたファカルティ・ディベロプメントとして,介護福祉士養成に必修の領域「介護過程」の教材のICT(lnformation and Communication(s) Technology)化に取り組んだ。  教材は科目「介護過程総論」,「ケアマネジメント論」,「介護過程演習Ⅰ」,「介護過程演習Ⅱ」,「事例研究」の5科目,合計150時間と,介護福祉施設での「介護福祉実習」で使用するものである。教材をICT化することにより,講義,演習,実習,事例研究が連動・体系化して指導できることになった。そして授業と実習という教育現場でのこの教材の実用化に至った。その教材は①「moodleを使った対面授業とユビキタスな自学自習の両用可能な介護過程の基礎を学ぶ講義,演習のための授業用教材」,②施設実習中のインターネット上でタイムリーな実習指導が可能な「web実習記録システム」,③介護過程展開のための学習用アセスメントツール「ケアポート」の3システムからなる。

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