鼠径部停留精巣腫瘍捻転の1例
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説明
症例は28歳、男性。生来右停留精巣を指摘されていたが放置していた。平成21年12月、右鼠径部の発赤と圧痛にて当院受診した。鼠径部停留精巣の捻転が疑われ、臨時手術を施行した。精巣は右鼠径部で捻転して壊死状態になっており、摘除を余儀なくされた。病理組織結果はセミノーマであった。術後2年現在、再発や転移はみられていない。鼠径部停留精巣腫瘍捻転につき、若干の文献的考察を含めて報告する。
収録刊行物
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- 市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital
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市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital 37 (1), 31-33, 2012-10-31
市立室蘭総合病院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050846638327354240
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- NII論文ID
- 120006794933
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- ISSN
- 02892774
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles