聴覚障害者満足度調査から見えてきた課題~手話を広げよう~
書誌事項
- タイトル別名
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- Key findings and issues through questionnaire answered by hearing-impaired patients. ~Better understandings of sign language~
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説明
現在,聴覚に障害をもつ人は全国で400万人以上と言われている.当センター外来通院中の聴覚障害者の満足度を調査し,困った事や意見,要望を収集し分析する事によって,より良い医療サービスの提供をめざし,今後の課題を見出すことを目的とする. 今回のアンケートの結果,聴覚障害者に対し理解や配慮が十分なされているとは言えない状態であった.困った事では「マスクをしたまましゃべる」「名前が呼ばれても分からず順番を飛ばされた」,要望では「手話を覚えてほしい」「手話通訳者がいてほしい」,良かった事,うれしかった事では「手話サークルが出来たこと」「ありがとうや大丈夫の手話をしてくれた」などがあった. 医療従事者は聴覚障害者の特性や抱える問題などを理解することが大切である.その中で私たち手話部は,手話の魅力を発信し一人でも多くの方に手話を知ってもらえるように活動を続けていきたい
収録刊行物
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- 日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌
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日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌 37 71-76, 2020-03-31
日本赤十字社和歌山医療センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050848249730227840
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- NII論文ID
- 120006847743
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- NII書誌ID
- AN1051395X
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- ISSN
- 13419927
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles