書誌事項
- タイトル別名
-
- カント 『 キョウイクガク コウギ 』 ニ オケル 「 ニンゲンセイ 」 ト 「 ジンカクセイ 」 ニ ツイテ
- On ‘Human Nature’ and ‘Personal Character’ in Kant’s On Pedagogy
この論文をさがす
説明
「人間性」はカントの教育論において中心的な役割を果たしている。カントは『教育学講義』において次のように言う。「人間とは教育されねばならない唯一の被造物である。……人間は教育によってはじめて人間になることができる。」さらに「教育の背後には人間性(Menschheit)の完成という偉大な秘密が潜んでいる」と述べ,教育を人間性との関係で論じていく。だが,同時に「人格性」の意義も強調し,「実践的教育は人格性(Pers?nlichkeit)のための教育である」と言う。カントが目指す教育は「人間性」なのか,それとも「人格性」なのか,その点を本稿で明らかにしたい。
収録刊行物
-
- 論叢:玉川大学教育学部紀要
-
論叢:玉川大学教育学部紀要 (17), 81-99, 2017-12-25
玉川大学
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050848249767648768
-
- NII論文ID
- 120006868245
-
- NII書誌ID
- AA11833455
-
- ISSN
- 13483331
-
- HANDLE
- 11078/684
-
- NDL書誌ID
- 028793125
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles