リハビリテーションに特化した単科大学における学生相談事例の特徴

書誌事項

タイトル別名
  • Student counseling in the college for physical therapy, occupational therapy, and speech-language-hearing therapy
  • リハビリテーション ニ トッカ シタ タンカ ダイガク ニ オケル ガクセイ ソウダン ジレイ ノ トクチョウ

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説明

大学は、平成3年の大学設置基準の大網化により従来の一般教養を廃止した結果、教養教育の衰退とそれに代わる専門・職業教育の充実に移行する傾向となった。また、平成12年6月に文部省高等教育局「大学における学生生活の充実に関する調査研究会」から提出された報告を受け、各大学は、多様な能力や適性を有する学生が大学に入学している状況に適切に対応していくことが必要であるとの認識に立ち、学生相談に関する機能を強化していった。このような中、リハビリテーションに特化した単科大学であり専門的な職能色の強い本学における学生相談事例を調査し、学生相談からみた本学の特徴を明らかにした。その結果、本学の必須科目である臨床実習に関する相談が、修学相談全体の3割近くみられた、これは、専門職になるために何をしなくてならないのかという具体的でかつ避けようがない課題や不安、悩みで、他学部の学生とは質的に異なる内容を含む相談であると考えられた。

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