成人慢性期看護学実習におけるリハビリテーション栄養プログラムの導入による学習効果-実習終了時の学生のインタビューより-

書誌事項

タイトル別名
  • The Learning Effect of Introducing Rehabilitation Nutrition Program in Adult Nursing Practice (chronic illness and conditions)-From Interviewing Students at post the Nursing Practice-
  • セイジン マンセイキ カンゴガク ジッシュウ ニ オケル リハビリテーション エイヨウ プログラム ノ ドウニュウ ニ ヨル ガクシュウ コウカ : ジッシュウ シュウリョウジ ノ ガクセイ ノ インタビュー ヨリ

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抄録

本研究では、成人慢性期看護学実習へのリハビリテーション栄養プログラム(以下リハ栄養)導入による学習効果を明らかにする。【方法】リハ栄養プログラムを終了した学生16名に半構造化インタビューを行ない、質的帰納的に分析した。【結果】分析の結果、学生の変化から学習効果として以下の6つが導出された。「リハ患者をアセスメントする力がついた」「患者の活動を支えるケアの一つひとつの重要性を実感した」「多職種連携において看護が担う役割を発見した」「援助を考える立ち位置が変わった」「患者に必要な看護を実現するためのケア技術を工夫した」「実習に臨む準備状態を整える」。【考察】リハ栄養プログラムにおいて、リハビリと栄養を連関させた介入が患者の身体状況の変化を導くことを学び、その人らしい生活を回復させるためのリハビリの意味を掴んだことが、その後の病棟実習において、学生がリハ栄養の視点を活用することにつながったと考えられる。

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