フィラメント・ワインディング材料の低サイクル疲労

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タイトル別名
  • フィラメント ワインディング ザイリョウ ノ テイサイクル ヒロウ
  • Low Cycle Fatigue of Filament-Wound Composites

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フィラメント・ワインディング材料は,特に高比強度ゆえに宇宙航空材料としてメリットがあり,なかんずくロケット・モータ・ケースのような圧力容器に適用されて有意義である.ロケット・モータ・ケースに用いられる場合には,実用以前に保証試験があり,かなりの高応力まで予荷を行なってその実用性を確かめるので,ここにこの保証試験による高応力低サイクルの疲労,すなわち,低サイクル疲労が生じることは十分予想されるのである.本研究は,フィラメント・ワインディング材料のこのような低サイクル疲労の実験的確証について行なった予備的調査である.結果は,実験した範囲では90%予荷の低サイクル疲労においてかなりはっきりとした影響が現われることを示している.

As is widely known, the filament-wound materials are quite useful in viewpoint of weight saving in case they are used for the aerospace vehicles. Among those applications, the filament-wound rocket motor chamber is also attractive. However, in advance of actual mission flight, the very chamber is to be proof-tested up to rather high internal pressure, close to the burst pressure. Therefore, so-called low-cycle fatigue phenomenon is expected. In the present report, the experimental verification concerning the low-cycle fatigue will be described.

資料番号: SA0125023000

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