「自発性」と「義務性」からみたCSR概念の変化とその背景 : 欧州委員会と欧州議会における議論の検討

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  • 「 ジハツセイ 」 ト 「 ギムセイ 」 カラ ミタ CSR ガイネン ノ ヘンカ ト ソノ ハイケイ : オウシュウ イインカイ ト オウシュウ ギカイ ニ オケル ギロン ノ ケントウ
  • A Change of CSR Definition and its Moments : from the Voluntary toward the Mandatory

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抄録

目 次はじめに : 研究の対象と課題1. 課題設定の意義 1) 「自発性」中心から「義務性」へのCSR概念の重点移動との関連 2) 2001年グリーンペーパーから2011年新EU戦略への移行に関する研究との関連2. EUの自発的CSR概念の出発とその後の変化 1) 出発点としての2001年グリーンペーパー 2) 労働組合・市民剛体および欧州議会からの自発的CSRへの疑念と法的規制の要求 3) 2007年の金融危機 : 企業への不信と自発的CSRに対する態度の変化 4) 国連「ビジネスと人権委員会」指導原則,国際労働機関 (ILO) の規定の影響3. 2011年新EU戦略におけるCSR概念からの「自発性」の「脱落」とその評価 1) 2011年新EU戦略におけるCSR概念からの「自発性」の脱落 2) 2011年新EU戦略に対する欧州議会の評価4. 2014年以降におけるCSRの議論:「自発性」と「義務性」の対立とその行方 1) 「自発性」と「義務性」のバランス論 2) 2018年欧州議会での欧州委員の意見表明 : CSRからSDGsへ? 3) 2018年欧州議会での見解 (1) : 「自発性」支持派 4) 2018年欧州議会での見解 (2) : 「義務性」支持派 5) 欧州議会における「自発性」支持派と「義務性」支持派の共通点むすびに代えて

identifier:J-GLOBAL ID : 200901046234973248

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