インスタグラムの「いいね」の数の決定要因に関するランダム化比較試験

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タイトル別名
  • インスタグラム ノ 「イイネ」 ノ カズ ノ ケッテ イヨウイン ニ カンスル ランダムカ ヒカク シケン
  • Randomized Controlled Trial on “like"s of Instagram

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抄録

中泉ゼミのゼミ生を被験者として,インスタグラムを用いたランダム化比較試験(randomized controlled trial 以下RCTとする),を行い,インスタグラムでいかに金沢区の景勝地の魅力を拡散できるかを検討した。特に,インスタグラムの「いいね」の数がどのような要因で決定されるかに関するRCTを行った。インスタグラムのいいねに影響を及ぼしうる重要な要因として,2)ハッシュタグ,3)位置情報を介入群と対照群で分け,効果を検証した。その結果,フォロワーが少ない場合,いいねの数はハッシュタグや位置情報によって増加することが示された。また,投稿を重ねるにしたがって,いいねが増加する傾向があることもわかった。反面,フォロワー数が100人を超えると,ハッシュタグや位置情報によるいいねの獲得の効果は低減し,それらがない場合との有意な差が得られないという重要な事実も明らかになった。

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