ρ-クリスタリンはアカガエル上科 (Ranoidea)の種特異的クリスタリン,そして,ζ-クリスタリンはアマガエル科(Hylidae)の種特異的クリスタリンである。: また,ツノガエル科 (Ceratophryidae),ヒキガエル科 (Bufonidae),ヤドクガエル科 (Dendrobatidae)にはρ-クリスタリンもζ-クリスタリンも確認されなかった

書誌事項

タイトル別名
  • r-クリスタリン ワ アカガエル ジョウカ(Ranoidea)ノ シュ トクイテキ クリスタリン,ソシテ,z-クリスタリン ワ アマガエルカ(Hylidae)ノ シュ トクイテキ クリスタリン デ アル 。 : マタ,ツノガエルカ(Ceratophryidae),ヒキガエルカ(Bufonidae),ヤドクガエルカ(Dendrobatidae)ニハ r-クリスタリン モ z-クリスタリン モ カクニン サレナカッタ
  • ρ-Crystallin is Taxon-specific Crystallin in the Superfamily Ranoidea, and ζ-Crystallin is Taxon-specific Crystallin in the Family Hylidae. : in addition, neither ρ-crystallin nor ζ-crystallin was confirmed in the family Ceratophryidae, the family Bufonidae, and the family Dendrobatidae

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説明

アカガエル上科(Ranoidea)に分類される,ヌマガエル科(Dicroglossidae)のヌマガエル(Fejervarya kawamurai),アカガエル科(Ranoidae)のトノサマガエル(Pelophylax nigromaculatus),ナゴヤダルマガエル(Pelophylax porosus brevipodus),ウシガエル(Lithobates catesbeianus),ヤマアカガエル(Rana ornativentris),ニホンアカガエル(Rana japonica),タゴガエル(Rana tagoitagoi),ツチガエル(Glandirana rugose),およびアオガエル科(Rhacophoridae)のモリアオガエル(Rhacophorus arboreus),シュレーゲルアオガエル(Rhacophorus schlegelii)の水晶体でρ-クリスタリンタンパク質の発現が確認された。アマガエル上科(Hyloidea)に分類されるアマガエル科(Hyloidae)のニホンアマガエル(Hyla japonica)およびアカメアマガエル(Agalychnis callidryas)の水晶体においてζ-クリスタリンタンパク質の発現が確認された。また,アマガエル上科における,ツノガエル科(Ceratophryidae)のクランウエルツノガエル(Ceratophrys cranwelli),ヒキガエル科(Bufonidae)のアズマヒキガエル(Bufo japonicas formosus),ナガレヒキガエル(Bufo torrenticola),テキサスヒキガエル(Bufo speciosus),およびヤドクガエル科(Dendrobatidae)のコバルトヤドクガエル(Dendrobates azureus),キオビヤドクガエル(Dendrobates leucomelas)の水晶体にはいずれの種特異的クリスタリンタンパク質も検出できなかった。

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