選択公理のもたらす論理と直観の乖離について− Banach-Tarski の定理を通して −
書誌事項
- タイトル別名
-
- On the dissociation of logic and intuition resulting from the Axiom of Choice:through the Banach-Tarski theorem
説明
現代数学において, 選択公理は必要不可欠な重要な公理である. しかし, これを仮定することにより, 直観的には受け入れ難い数学的な事実が導かれることがある. 本稿においては, その代表的な例として, 3 次元における Banach-Tarski の定理を取り上げる. 特に, 選択公理を用いることによってHausdorffの定理が導かれること, 及び, これを用いて Banach-Tarskiの定理を証明できることについて, その詳細を解説する.
収録刊行物
-
- 宮城教育大学紀要
-
宮城教育大学紀要 55 105-120, 2021-01-29
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050850412711446784
-
- NII論文ID
- 120006990035
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles