Bibliographic Information
- Other Title
-
- 施設ニラ栽培において冬季に発生する葉先枯れの発生要因
- シセツ ニラ サイバイ ニ オイテ トウキ ニ ハッセイ スル ハサキガレ ノ ハッセイ ヨウイン
Search this article
Abstract
促成ニラ栽培で冬季に1~2葉目の上位葉に発生する黄化およびアントシアニンを伴う葉先枯れ症状は,低温障害(chillingストレス)に起因するものであると考えられた。この障害の発生は,炭酸ガス施用により助長された。一方,炭酸ガス施用下でも夜間ハウス内加温温度を10℃に上げることや午前6時から10℃で早朝加温することでも抑制されることが確認された。また,遮光することによっても発生が抑制されたが,収穫重の減少を伴った。本障害の発生助長条件下では茎葉中の糖濃度の上昇と窒素濃度の低下が見られ,抑制条件下では糖濃度の低下と窒素濃度の上昇といった逆の現象が見られ,発生には糖および窒素濃度の関与が示唆された。
Journal
-
- 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
-
高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (29), 15-24, 2020-03
南国 : 高知県農業技術センター
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050850412723838464
-
- NII Article ID
- 220000161650
-
- NII Book ID
- AN10406825
-
- ISSN
- 09177701
-
- NDL BIB ID
- 032530062
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- journal article
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles