網走湖嫌気層の長期的環境変化
書誌事項
- タイトル別名
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- Long-term environmental variation of the anaerobic layer in Lake Abashiri
- アバシリコ イヤケソウ ノ チョウキテキ カンキョウ ヘンカ
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説明
強固な塩分成層を有する網走湖の下層の嫌気層には,溶存硫化物,アンモニア態窒素及びリン酸態リンが高濃度に含まれている。1990年代前半のデータと比較して,嫌気層における各測定項目の濃度や蓄積量が長期的に上昇していることがわかった。その要因として,嫌気層から上層の好気層へ移動する窒素やリンの量よりも,好気層から嫌気層へ沈降する有機粒子に含まれる窒素やリンの量の方が大きいためと考えられた。
収録刊行物
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- 環境科学研究センター所報
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環境科学研究センター所報 (9), 33-43, 2020-02
札幌 : 北海道立総合研究機構環境・地質研究本部環境科学研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050850412738029440
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- NII論文ID
- 40022490758
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- NII書誌ID
- AA12549967
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- ISSN
- 21866694
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- NDL書誌ID
- 031295463
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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