国際財務報告基準導入の課題 : 台湾公開企業へのアンケート調査を手がかりに

機関リポジトリ Web Site

書誌事項

タイトル別名
  • コクサイ ザイム ホウコク キジュン ドウニュウ ノ カダイ : タイワン コウカイ キギョウ エ ノ アンケート チョウサ オ テガカリ ニ
  • The Challenges of Adopting International Financial Reporting Standards : A Study Based on a Questionnaire Survey of Public Companies in Taiwan

この論文をさがす

抄録

本稿は,企業活動のグローバル化に伴い,各国及び地域において国際財務報告基準(IFRS)の導入が進められている状況を鑑み,日本に先行してアドプションによるIFRSの導入を決定した台湾を取り上げ,IFRS導入の課題について考察した。台湾公開企業へのアンケートにより明らかになったIFRS導入の主な課題は,IFRSを熟知した会計担当者の不足,IFRSの訓練教材及びカリキュラムの不足であった。日本においては,IFRS導入国及び地域の適用事例を参考することによって,IFRS導入に対する投資のベネフィットを高めることが可能となる。

With the globalization of corporate activities, Taiwan has promoted the domestic introduction of lnternational Financial Reporting Standards. In this study, we discuss several issues concerning the IFRS implementation in Taiwan. The main challenges have been the lack accounting personnel who are familiar with the IFRS, together with the lack of training materials and a curriculum. We conclude that reference to this case study can increase the benefits of investment in an IFRS implementation in Japan.

application/pdf

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ