「南柯太守傳」の夢について : 離魂譚としての視點から

書誌事項

タイトル別名
  • 「 ナンカ タイシュデン 」 ノ ユメ ニ ツイテ : リダマシイタン ト シテ ノ シテン カラ
  • ナンカ タイシュデン ノ ユメ ニツイテ : リコンタン トシテノ シテン カラ
  • About a dream of “Nan ke tai shou zhuan(南柯太守傳)”: from the angle of the soul leaves the body

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説明

「南柯太守伝」は、従来、「枕中記」と同じく、主人公が夢を見たことについて語られた物語だとされてきた。しかし、夢の中でのものとされる世界と現実世界とのつながりを見てみると、「枕中記」はたしかに夢の中の出来事を記したものであるが、「南柯太守伝」はそうではなく、主人公の魂が肉体から離れて現実の世界(蟻の巣)に行った物語として読むことができる。小論はそのことについて論じたものである。

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