Relationship between the Subjective Assessment of Personal Health and Annual Medical Check-ups for Residents of Toon City, Ehime Prefecture

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抄録

この調査の目的は,東温市の健康増進活動を評価するためである. アンケートは,東温市在住の20 歳から64 歳の2000 人に無作為に配布され,内容は家族構成,健康状態,主観的健康感と健康診断受診状況である. 834 人から回答を得た。男性においては,主観的健康感尺度と健康診断受診の有無について統計学的有意差が認められた(p=0.03). 一方,女性は統計学的有意差が認められなかったが,主観的健康感尺度が高い人が,主観的健康感の低い人に比較して,健康診断を受診していた。われわれは,主観的健康感において住民が「まあ健康」と考えていることは不十分であり,それら住民に対して,生活習慣病の早期発見と予防のための定期的健康診断受診をすすめることが必要であると考えた. 健康診断をつける退職男性が彼ら自身の健康状態に関心をもつ動機を維持する具体的方法と男性の主観的健康感を解析することが重要な鍵と思われる.

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