在宅高齢者の相談業務におけるアセスメント情報への関心と関連する要因-在宅高齢者モデル事例に対するアセスメント情報と職種および知識・技術との関連-

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タイトル別名
  • Interest in information obtained from assessments in counseling services for the elderly
  • ザイタク コウレイシャ ノ ソウダン ギョウム ニ オケル アセスメント ジョウホウ エ ノ カンシン ト カンレン スル ヨウイン ザイタク コウレイシャ モデル ジレイ ニ タイスル アセスメント ジョウホウ ト ショクシュ オヨビ チシキ ギジュツ ト ノ カンレン

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抄録

本研究は,在宅高齢者モデル事例の相談業務におけるアセスメント情報への関心と関連する要因を明らかにすることを目的とした.対象は,在宅介護支援センターで業務に従事する保健師,看護師,介護福祉士,社会福祉士である.調査方法は,自記式質問紙による横断的調査であり,有効回収数は2211 票(有効回収率は73.7%)であった.従属変数は,「アセスメント情報への関心」を,独立変数は,「知識・技術の自信」,職種,基本属性とする重回帰分析を行った.「アセスメント情報への関心」の『生活情報』と『疾患情報』因子において,重回帰式の当てはまりがよかった.『生活情報』因子は『生活を理解する知識』と『相談業務の技術』および職種とが,『疾患情報』因子は『疾患の知識』と『生活を理解する知識』および職種とが関連していた.相談業務におけるアセスメントの技量を向上するには,それに必要な知識・技術を明確にし,その知識を向上するような知識普及型の研修が有効である.

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