非利き手での投運動練習が生徒の投動作に対する注意に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of throwing training by non dominant hand on attention to throwing motion
  • ヒキキテ デ ノ トウウンドウ レンシュウ ガ セイト ノ トウドウサ ニ タイスル チュウイ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

本研究の目的は、非利き手での投運動練習が生徒の投動作に対する注意に及ぼす影響について明らかにすることであった。中学1年生67名を対象として利き手及び非利き手による投運動練習を行うと共に、ボールの飛距離の計測及び投動作に関する重要度について調査を実施した。その結果、利き手での投運動練習の代わりに非利き手での投運動練習を行ってもボールの飛距離の向上に負の影響を及ぼさないこと、利き手及び非利き手のどちらか片側だけではなく両側で投運動練習を行うことにより、筋力への過度な注意が低下すると共に、柔軟性に対する注意が高まることが明らかになった。結論として、非利き手による投運動練習を導入することにより、力任せの投運動練習にならずに学習を進めることができるのではないかと考えられた。

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