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- カスガゴンゲンケンキエ ニ ミル オウジョウ ノ バ ト ライゴウ ノ ヨウソウ ジョウドキョウ ビジュツ シンコウ ト ノ セッテン オ メグッテ
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Description
本論は、日本の中世を代表する社寺縁起絵巻であり、かつ平安時代末期以降に隆盛した大和絵の最高峰と言える作品『春日権現験記絵』について、当絵巻に描かれている<往生>と<来迎>の場面に注目し、その深層を探ることを目的とする。その方法として、当時の浄土教画との比較、および詞書の典拠となった史料についての検討を試み、その場面がどのような歴史的・文化史的・宗教史的な背景と意義を持って成立したのかを考察し、特に「往生伝」と絵画との関係を、来迎図の中に僧形を描く技法と関連付けて分析を試みたい。そして、考察した場面を含め、当絵巻の成立と、その背景にある<春日浄土観>との関係について、どのような機能と思想的・信仰的背景、および後世への影響があったのか。検討を加えていきたい。
『春日権現験記絵』
帰来迎
往生伝
教懐と維範
春日浄土観
identifier:DO003100006366
Journal
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- 佛教大學大學院紀要
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佛教大學大學院紀要 31 21-34, 2003-03-01
佛教大学大学院
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050850788615191424
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- NII Article ID
- 110006472527
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- NII Book ID
- AN10439551
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- ISSN
- 13442422
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- NDL BIB ID
- 6501315
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles