多発する国際紛争を題材にした国際理解・平和の学習 : 高等学校における実践事例の検討

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タイトル別名
  • タハツ スル コクサイ フンソウ オ ダイザイ ニ シタ コクサイ リカイ ヘイワ ノ ガクシュウ コウトウ ガッコウ ニ オケル ジッセン ジレイ ノ ケントウ
  • International Understanding and Peace in Frequently Occurring International Disputes : Examination of Practical Options

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抄録

中学校における社会科,高等学校における地理歴史科・公民科では,学習指導要領改訂後も受験を意識した相変わらずの知識注入・丸暗記の授業が多いと聞く。これは,「社会科・地理歴史科・公民科のイメージに関するアンケート」で本学学生の約7割が「暗記教科」と答えた現状を見ても明らかである。しかし,生徒の社会認識の深まりや社会事象への主体的な関与を目指す,あるべき授業が模索されている事実もある。本論文では,このような事例のうち,「紛争」に視点を当てた高等学校の実践事例を取り上げ検討した。今日頻発している「紛争」については,「かわいそうだ」「残酷なことだ」「理解できない」などと感情論や国際関係の稚拙な認識にとどまるのではなく,多方面から「紛争」について深く認識し,建設的な意見を持つことが求められている。

地理歴史科

公民科

国際理解教育

参加型学習

identifier:KO001700004943

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