Bibliographic Information
- Other Title
-
- ケアワーカー ノ センモンセイ ニ カンスル ケンキュウ : シャカイ フクシ ジッセン ノ キョウツウ キバン カラ ノ タンサク
- Research on the Profession of the Care Workers : From the Viewpoint of the Common Basis of Social Work Practice
Search this article
Abstract
高齢社会に伴う社会問題を発端として介護の社会化が進んでいる。高齢化による福祉ニーズの多様化に伴い,「量の確保」に加え「質の確保」が新たな課題として取り上げられ,介護の専門性が新たな問題として,問われ出している。本研究の目的は,組織としてとりくんでいるグループ会議と,個人の経験をインタビュー調査をすることで,実践場面におけるケアワーカーの専門性を明らかにすることである。調査は介護老人福祉施設に勤務するケアワーカーを対象に実施した。取材し得られたデータは,KJ 法を用いて統合し,その構造を明らかにした。介護の専門性は「ケアに潜む5 つの罠」「空転する思い」といった2 つの〈不全〉に流されることなく,価値に根拠をおき,そこに知識や理論が加わり,総体としての介護過程を実践し,「経験の質」「共有の質」があがり,その結果としてよい評価ややりがいといったケアワーカーにとっての強みと独自性が発揮されることまでを含むことが,本研究によって明らかになった。
ケアワーカー
専門性
実践場面
identifier:DF004200007534
Journal
-
- 佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇
-
佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 42 17-33, 2014-03-01
佛教大学大学院
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050850788622807040
-
- NII Article ID
- 110009752172
- 120007024468
-
- NII Book ID
- AA12387934
-
- ISSN
- 18834019
-
- NDL BIB ID
- 025356342
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- departmental bulletin paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles