金剛寺蔵『日月山水図』について

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抄録

本論は,金剛寺蔵『日月山水図』を主題とし,その制作意図・使用方法および画題由来を解明するものである。一章では主に研究史,二章では本屏風を有する金剛寺の性格,三章では未解決の日月モティーフ,四章では四方四季表現について論証する。また思想面では興教大師覚鑁を取り扱いその関連性を指摘し,本屏風の複雑な諸相が,どのような意味を有していたかを読み解くことが本論の主旨である。

金剛寺蔵「日月山水図』

三十七尊光背

伝法会

日月輪観

覚鑁

identifier:DO002600006232

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