糖尿病患者のグループ体験学習「カンバセーションマップ」の効果測定 : 質問紙法による効果測定

書誌事項

タイトル別名
  • トウニョウビョウ カンジャ ノ グループ タイケン ガクシュウ カンバセーションマップ ノ コウカ ソクテイ シツモンシホウ ニ ヨル コウカ ソクテイ
  • Effect of the Conversation Map That People with Type-2 Diabetes Experienced: Effect Measurement by a New Questionnaire Method

この論文をさがす

抄録

本論文の目的は糖尿病の療養指導の方法として開発されたグループ体験学習「カンバセーションマップ」の効果測定およびその信頼性、妥当性に関する検討である。グループ体験学習にカウンセリング的配慮を組み込み、医療従事者によるファシリテーターと患者数名によるグループの実施の前後に客観的データとしてのエビデンスを得るための第一歩として質問紙による効果測定を試行し、グループ体験マップの参加による効果として、糖尿病に関する知識の向上と人間関係の深まりと広がりが得られるという結果が得られた。その効果要因として<知識、理解の深まり><関係性の意識><心理的意識の変化>の3 要因が抽出された。 質問紙の構成上の課題の改良と抽出された3 要因についての輻輳関係の測定の可能性を含めた総括的な測定尺度の作成が必要であることが指摘された。

糖尿病

カンバセーションマップ

効果測定

質問紙

信頼性妥当性

identifier:KO002200000211

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ