般舟三昧経「行品」 : 和訳と訳注

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タイトル別名
  • An Annotated Japanese Translation of the Lokaks. ema’s Pratyutpanna-buddha-sam. mukhāvasthita-samādhi-sūtra, Chapter II (2).

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説明

前回(第48号)に引き続き支婁迦讖訳『般舟三昧経』(T. 418)の和訳を行う。この経典ならびに「行品」(第二章)を取り上げることについて、まず第一にその訳出年代(179年)の早さから、この経典は大乗仏教を知る上で最初期の資料となる。さらに和訳を試みる「行品」はこの経典の原初形態を示すとされている。このような最初期の経典の原形部分を研究することにより、この経典の思想的中心たる般舟三昧のみならず、大乗初期の様相までを垣間見ることができると考えている。本稿では「行品」を研究する前段階として和訳と訳注を作成する。

支婁迦讖

初期大乗

浄土教

阿弥陀仏

念仏

identifier:DB004900010833

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