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- 「重複語(畳語)している/した」について ─形容詞性接尾辞「ぽい」「らしい」との比較─
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Abstract
「重複語(畳語)している/した」の意味・用法、機能を明らかにすべく、類義の「ぽい」と「らしい」との比較を行なった。意味的な共通点は「前接部の量、特徴や性質が強く現れていること」で、相違点は当該表現が「その数量、性質が極めて多い、大きいことを示す場合のみに使われる」という点であった。また、レアリティにも相違が見られ「ぽい」が反事実、「らしい」が事実を示すのが本来で、当該表現はその両方を示すことができる。そして、当該表現は「前接要素に含まれる『属性的な性質』を引っ張りだして『形容詞化する』動詞形式の語尾(形容詞機能語尾)」であり、その生産性は高いと言える。
Journal
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- Studies in Japanese Language and Japanese Literature
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Studies in Japanese Language and Japanese Literature (31), (11)-(29), 2021-03-18
創価大学日本語日本文学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050850865845487872
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- NII Article ID
- 120007028570
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- NII Book ID
- AN10387152
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- HANDLE
- 10911/00040590
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- ISSN
- 09171762
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles