「母」のフェミニスト現象学―私の「母」としての生きられた経験から―

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タイトル別名
  • 「 ハハ 」 ノ フェミニスト ゲンショウガク : ワタクシ ノ 「 ハハ 」 ト シテ ノ イキラレタ ケイケン カラ
  • Feminist phenomenology of “Mother” -From my lived experience as a “Mother”-

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説明

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本稿では、私自身の妊娠、出産、育児の経験をありのまま記述し、「母親」という枠を問い直す。まずは、これまで「母親」はどのような存在と捉えられてきたのか、整理する。社会の中にある「母親」のイメージと当事者の経験との間には、しばしばズレが生じる。三人称的に捉えられた「母親」の姿とは異なり、一人称的に母と子の関係性の中で悩みや葛藤を繰り返しながらも何度も揺れ動く「母」としてのあり方を描き出す。これまでの「母親」イメージを見つめ直し、誰しも引き受けることのできる「母」としてのあり方を模索する。

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