学校教育におけるリコーダー奏法―タンギング・シラブルについての一考察―
書誌事項
- タイトル別名
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- Teaching the Recorder in the Classroom ―Some Thoughts on Tonguing Syllables―
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説明
本研究は小学校・中学校の器楽領域におけるリコーダー演奏の基礎であるタンギング奏法に焦点を当てた。中でも、タンギング・シラブル(発音)の種類について考え、指導法の可能性をまとめたものである。リコーダーを学ぶ児童や生徒(以下「子供たち」という)のほとんどが教科書に記載されているタンギング「トゥ」の練習から始める。しかしながら筆者は、タンギングの指導経験を通じ、この発音が子供たちにとって難しいのではないかと疑問をとなえる。 本研究は3 つの視点から紐解く。まず、リコーダーの基礎であるタンギングについて考える。特にタンギング「トゥ」の発音が難しく感じてしまう原因はどこにあるのか。2 つ目に子供たちにとって発音しやすいタンギングとは何かを考える。3 つ目は正しい発音方法とは何か、正確な舌の位置を考える。以上3点を考察することによって、より効果的なタンギングの指導法を追及する。
収録刊行物
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- 玉川大学芸術学部研究紀要
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玉川大学芸術学部研究紀要 (12), 59-65, 2021-03-30
玉川大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050851165490928000
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- NII論文ID
- 120007040003
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- NII書誌ID
- AA12407929
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- HANDLE
- 11078/00001590
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles