「近未来石油枯渇論」の誤謬と埋蔵量・可採年数・総資源量の真実-文明縮小論はなぜ不適切なのか?-

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  • 「 キン ミライ セキユ コカツロン 」 ノ ゴビュウ ト マイゾウリョウ ・ カサイネンスウ ・ ソウ シゲンリョウ ノ シンジツ : ブンメイ シュクショウロン ワ ナゼ フテキセツ ナ ノ カ?
  • キンミライ セキユ コカツロン ノ ゴビュウ ト マイゾウリョウ カサイ ネンスウ ソウシゲンリョウ ノ シンジツ ブンメイ シュクショウロン ハ ナゼ フテキセツ ナノカ
  • The mistake of‘oil depletion in near future'and the truth of reserves,R/P ratio and total petroleum-initially-in-place:Why is the‘retrenchment of civilization'inadequate for us?

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「近未来石油枯渇論」は石油および石油開発に関する基本的知識を欠いた誤謬であり,「人類にとって利用可能と見込みうる石油の総量」は非常に多い。また,石油採掘量の増加に貢献しているイノベーションを概観すれば,「人類にとって利用可能と見込みうる石油の総量」がさらに伸びる余地が十二分にあることがわかる。「近未来石油枯渇論」に基づいた文明縮小という選択は,単に不要なだけでなく,未来人に対して不遜であり,しかも倫理的にも大きな問題を孕んでいる。化石燃料に依存した現代文明は今後も長らく存続し続けられるが,そのためにはイノベーションが肝要である。

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