書誌事項
- タイトル別名
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- クライ グライ ノ ブンプ ト イミ ノ コウブンロンテキ コウサツ
- Study of the Distribution and Meaning of “kurai (gurai)" in sentence constructions
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説明
type:text
「くらい(ぐらい)」には、意味的に、おおよその数量や程度をあらわす「見積り」、また、「コーヒーぐらいなら」といった「評価」の意味を示す用法がある。しかし、意味はランダムに分化するものではなく、さまざまな構文環境によって作り出されるものであると考える。「くらい(ぐらい)」が文中のどの位置に現われるか、どんな品詞と結びつくか、どんな述語と関係するかは、文法現象として表面的な差ではなく、両者の意味的特徴に大きく影響を示していると考える。本稿では、副助辞/とりたて助辞といわれてきた「くらい(ぐらい)」をとりあげ、実例に依拠して考察をおこない、「くらい(ぐらい)」の本質的な機能を解明することを試みる1)。
source:Studies on humanities and social sciences of Chiba University
収録刊行物
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- 千葉大学人文社会科学研究
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千葉大学人文社会科学研究 20 99-110, 2010-03-30
千葉大学大学院人文社会科学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050851497146586624
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- NII論文ID
- 120007065813
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- NII書誌ID
- AA12170670
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- ISSN
- 18834744
- 13428403
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- NDL書誌ID
- 10651992
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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