大学バドミントン授業におけるサービスを利用したスキルテストの開発に関する研究 (1) : バドミントン部経験者と未経験者のサービス力の比較

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  • Approach evaluating badminton skill in university physical education class (1) : Service ability of badminton club experience student

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抄録

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[目的] 大学でのスポーツ種目の実技授業における個人の評価要因としては、出欠、運動スキル、体力、態度 (授業の役割や積極性等の評価)等があると考えられる。その評価に対する各要因の重み付けは色々あるが、それらを総合的に捉えて評価がつけられているのが現状と思われる。とごろで、個々人の運動スキルを把握することは、 個人の評価のみならず、授業の展開の上でも重要と答えられる。なぜならば、授業の早期にスキルを把握することによって、そのスキル水準別に授業を展開することができるようになる。また、多人数を扱うスポーツ種目の実技授業では、そのスキルテストは時間や設備の面からみても簡易的なテストが望まれところである。バドミントンに関する研究は数多くあるが、その殆どがエネルギー代謝 1,2)、運動強度 3,4)、競技向上に関する研究 5-7)で、一般体育実技におけるバドミントン授業のスキルテストに関する研究はないようである。バドミントンの試合はサービスから始まるゲームである。サービスが上手であれば、当然サーバーの試合展開が有利となる。著者はこのサービスに着目し、多人数を扱う現行の大学でのバドミントンの実技授業においても十分に可能なサーピスを利用した簡易スキルテストの開発のための資料を得ることを目的として検討することにした。本研究では、ショートサービス(以下、Sサービス)およびロングサービス(以下、Lサービス)のサービス力(成功数)について、バドミントン部経験者と未経験者とを比較検討することにした。

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