格子状通路モデルとその応用(2) 建物から避難する場合の最寄り出口の設定に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • Lattice Path Model and its applications(2) A study on assignments of nearest exits of buildings
  • コウシジョウ ツウロ モデル ト ソノ オウヨウ(2)タテモノ カラ ヒナン スル バアイ ノ モヨリ デグチ ノ セッテイ ニ カンスル イチ コウサツ

この論文をさがす

説明

避難時、建物から速やかに退出しなければならない場合、建物内の各場所から人がどの出口を利用して外へ出るかを予め指定しておくことが肝要である。ホテルなどでは、非常口の方向を平面図と誘導灯で示している。建物内の通路に関して格子状通路モデルを設定し、1つの指定方法を考察した。この問題は通路モデルに対するネットワークボロノイ図または離散ポロノイ図を作成する問題に帰着できる。例として朝日大学の或る建物を取り上げ、近似的な離散ボロノイ図を作成して最寄り出口を示した。格子状通路モデルを設定せず、建物を含む領域全体を格子と考えた場合の結果を求め、比較考察した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ