看護技術としてのフェイスマッサージの技術開発に関する研究 : 効果的なマッサージ時間の検討

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タイトル別名
  • Development of the Technique of a Facial Massage as a Nursing Skill : Examination of the Intervention Time of Massage
  • カンゴ ギジュツ トシテ ノ フェイスマッサージ ノ ギジュツ カイハツ ニ カンスル ケンキュウ コウカテキ ナ マッサージ ジカン ノ ケントウ

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抄録

本研究の目的は, フェイスマッサージの技術を確立するため, フェイスマッサージの効果および適切なマッサージの実施時間について検討するものである。本研究で考案した5分間と10分間のフェイスマッサージによる効果を, 生理的・心理的指標で比較分析した。その結果, 両時間とも深部体温の有意な上昇と, POMSの「抑うつ」「疲労感」など3項目に有意な減少を認めた。10分間のみに「緊張-不安」の有意な減少と, SEの有意な得点上昇が観察された。フェイスマッサージは循環動態の安定を保ち, リラックス感とリフレッシュ感をもたらすが,10分間の方がより効果的であることが示唆された。

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