看護学生の不安・悩み・ストレスに関する実態調査(2)学年による特徴

書誌事項

タイトル別名
  • カンゴ ガクセイ ノ フアン ・ ナヤミ ・ ストレス ニ カンスル ジッタイ チョウサ(2)ガクネン ニ ヨル トクチョウ
  • A survey about Anxiety, Distress, and Stress in nursing students(2)Characteristics by grade

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説明

本学看護学科1・2 年に在籍する看護学生の食事・睡眠・ストレス・不安や悩みの状況を把握するとともに、今後の学生支援のあり方の検討を目的として質問紙調査を行い、7 月・9 月・1 月の全3 回の調査に協力が得られた90 名の回答を分析した。欠食者の割合が最も高かったのは朝食であり、試験や実習等の行われる時期には睡眠時間の不足や質の低下がみられた。また、学習上のストレスや不安は、講義が中心の時期と演習・実習が中心の時期では質的に異なり、前者においては試験勉強の大変さが、後者においては看護教員・ナース・患者との関わりへの不安や悩みが目立つことが明らかとなった。進路や将来への不安は1・2 年生ともに高く、1 年生においては時期を経るごとに有意に高まることがわかった。時期別のストレスや悩みに応じる支援策や、学生自身の成長や主体性を促すような支援策を講じることが重要だと考えられる。

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