計量魚群探知機を用いた北海道オホーツク海におけるスケトウダラGadus chalcogrammusの春季来遊群とオキアミ類の鉛直分布特性

書誌事項

タイトル別名
  • Vertical distributions of walleye pollock Gadus chalcogrammus and euphausiids on the continental shelf of southern Okhotsk Sea, off the coast of Hokkaido, by using a quantitative echosounder
  • ケイリョウ ギョグン タンチキ オ モチイタ ホッカイドウ オホーツクカイ ニ オケル スケトウダラ Gadus chalcogrammus ノ シュンキ ライユウグン ト オキアミルイ ノ エンチョク ブンプ トクセイ

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説明

北海道オホーツク海大陸棚上で春季のスケトウダラとその餌生物であるオキアミ類の分布特性を解明するため,計量魚探を用いた夜間の音響調査を実施した。スケトウダラは中冷水(<0℃)の下層で潜流となった宗谷暖流水内(>0℃,>33.5)に分布していた。一方,オキアミ類は中冷水の分布域の表層に分布していた。オキアミ類の日周鉛直移動を観測したところ,日出前後に中冷水を通り抜け,スケトウダラが分布する下層の宗谷暖流水内に移動した。翌朝の着底トロール網で漁獲されたスケトウダラの胃内容物はほぼオキアミ類で占められていた。

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