地域コミュニティのレジリエンスに配慮した適切な北極域観光振興のための抽出課題

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タイトル別名
  • Extracting Issues for Appropriate Arctic Tourism Development Concerning Community Resilience

抄録

第36回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷2022」 北方圏国際シンポジウム実行委員会 2022年2月21日-23日 紋別市民会館・道立オホーツク流氷科学センター・紋別市立博物館・北海道大学北極域研究センター

昨今グローバルに多様な環境変化が見られる中、その変化への対応が期待される地域のレジリエンス向上を見据えた適切な北極域観光振興の課題抽出が本研究の目的である。そのため、近年北極域でも活発に議論され、とくに先住民族の自然観を最新のトレンドとするアドベンチャーツーリズム(AT)の枠組みを使用し、フィンランド・ラップランドのイナリ地域と国内・北海道の阿寒地域の観光の取組み状況をヒアリング調査した上で、本研究は基礎的な比較分析を行った。地域観光の振興の歴史や背景はそれぞれ異なるが、両地域の取組みと顕著な特徴をもつAT顧客の誘致の可能性を総合して分析した結果、本研究が初年度に明らかにした北極域観光振興における8つの課題に属する共通の重要課題が、コミュニティや地域の自然環境、そして先住民族文化の視点からそれぞれ抽出された。

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050854718090340992
  • HANDLE
    2115/84298
  • 本文言語コード
    en
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB

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