イギリスの公立小学校における辞書引き学習の導入と教師の学び

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  • イギリス ノ コウリツ ショウガッコウ ニ オケル ジショ ヒキ ガクシュウ ノ ドウニュウ ト キョウシ ノ マナビ
  • How the JB Model Raises Language Teaching Awareness among Teachers: An Interview with a Primary School in the UK.

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type:原著

本研究の目的は、日本で開発された汎用的言語間共通学習方略モデル「辞書引き学習」をイギリスの小学校に導入した後、日本とは異なる教育制度・文化において従事しているイギリス人教師がどのような専門職としての「学び」をしていたのかを、イギリス人教師を観察対象者としたインタビュー分析を通して、明らかにすることである。佐藤学(2015)は、「教師の学び成長する場の同心円的構造」において、「同心円的構造」の外郭から順に「(1)大学教授の講演」「(2)教育委員会の研修・地域の研究会」「(3)校内研修による授業研究」「(4)校長・教頭の助言」「(5)同学年、同教科の仲間の支援」「(6)自らの教室における授業の省察」を位置付けた。佐藤により、最も中核に位置づけているのが「(6)自らの教室における授業の省察」であった。インタビューの分析結果によると、「(6)自らの教室の置ける授業の反省」をS に対して促した場面は、以下の5 つ

The purpose of this study is to introduce a general-purpose inter linguistic common learning strategy model called “ 辞書引き学習 Jishobiki" which was developed in Japan and also used in a primary school in the UK. This project in the UK involved British teachers. Through an interview analysis with a British teacher “S" as an observer and participant. This study examines various forms of professional learning. Manabu Sato (2015) articulated the“Concentric structure of a place where teachers learn and grow" where lectures by university professors, as well as training and regional study groups of the Board of Education form the

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