乳幼児のスマホ等の利用に関する調査研究 ―利用の実態と保育者が感じる危機感―

書誌事項

タイトル別名
  • Research on Smartphone Use by Infants ―Status of Use and a Sense of Crisis Felt by Nursery Teachers―

抄録

本研究では、保育士を対象にアンケートを実施し、乳幼児に関してスマートフォンやタブレット端末などの情報機器の利用実態やそれに伴う子どもの子どもの生活習慣や発達への影響との関連を明らかにした。本研究の結果からも子育ての困難感が乳幼児のスマホ等の利用を促進しているのではないかと考えられた。保育者のプロフィールと子どもが家庭でスマホ等に触れていることによる保育現場で違和感や危機感との関係であるが、本研究では有意な関係は認められなかった。これは、保育者の保育歴や担当クラス、担任であることなどにかかわらず保育現場で子どもと関わっている保育者は等しく違和感や危機感を抱いているからではないかと考えた。

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