Observation of Oil Film under Elasto Hydrodynamic Lubrication Conditions under Shear Degradation in Poly-α-Olefin Synthetic Oil using Metallocene Catalyst

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  • メタロセン触媒を用いたポリαオレフィン合成油におけるせん断劣化を受けたEHL条件下の油膜の観察
  • メタロセン ショクバイ オ モチイタ ポリaオレフィン ゴウセイユ ニ オケル センダンレッカ オ ウケタ EHL ジョウケン カ ノ ユマク ノ カンサツ

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現在、潤滑油に対してエネルギ削減を志向する中で、低粘度、高せん断力の機能を求めながら、トライボロジー性能向上の期待がますます強くなっている。そうした中で潤滑油の高性能化のために使用されるものとしてオレフィンコポリマー系やポリメタクリレート系のような粘度指数向上剤(VII)が広く適用されてきた。近年、新たに粘度指数向上剤(VII)の代替になる成分としてメタロセン触媒を用いたポリαオレフィン(以下、mPAOと称す。)が開発され、今後さらに普及することが期待されている。このmPAOはせん断劣化の影響を受けにくく、また安定的な性能を維持する特徴がある。著者らは、このたび開発されたmPAOとVIIを添加した合成油に関して軸受の寿命耐久試験を行い、試験前後の試料油を用いた粘度測定と軸受接触面の油膜形成状況を観測して性能劣化を比較することにより、mPAOの長期安定性能について検証した。

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