幼児のごっこ遊びにおける「役割」についての検討 幼児が「何者かになっている」ということの位置づけに注目して
書誌事項
- タイトル別名
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- Examination of "role" in make-believe play of children Pay attention to the position that the child is "someone"
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説明
「ごっこ遊び」において、幼児が「自分以外の何者かになる」という姿はよくみられる。一般的には、その姿を「役割」と捉えられている。しかし、実際の幼児の姿は多様であり「役割」という概念で捉えることができるだろうかという疑念がある。そこで本研究では、先行研究を検討することによって、「ごっこ遊び」において、子どもが「自分以外の何者かになる」姿がどのように整理され、位置づけられてきたかを明らかにすることを目的とした。結果、「登場人物としての役割」として捉えられていることがほとんどであったが、「機能的な役割」という側面を指摘する研究を確認することができた。
収録刊行物
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- 秋草学園短期大学紀要
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秋草学園短期大学紀要 (38), 113-125, 2022-03-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050854882702698240
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- ISSN
- 09109374
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB