幼児のごっこ遊びにおける「役割」についての検討 幼児が「何者かになっている」ということの位置づけに注目して

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  • Examination of "role" in make-believe play of children Pay attention to the position that the child is "someone"

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「ごっこ遊び」において、幼児が「自分以外の何者かになる」という姿はよくみられる。一般的には、その姿を「役割」と捉えられている。しかし、実際の幼児の姿は多様であり「役割」という概念で捉えることができるだろうかという疑念がある。そこで本研究では、先行研究を検討することによって、「ごっこ遊び」において、子どもが「自分以外の何者かになる」姿がどのように整理され、位置づけられてきたかを明らかにすることを目的とした。結果、「登場人物としての役割」として捉えられていることがほとんどであったが、「機能的な役割」という側面を指摘する研究を確認することができた。

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