心理学を専攻する大学生における「ボランティアミーティング」の意義 : コロナ禍の影響による検討も含めて

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Significance of “Volunteer Meetings" to University Students Majoring in Psychology : Analysis of the Impact of COVID-19
  • シンリガク オ センコウ スル ダイガクセイ ニ オケル 「 ボランティアミーティング 」 ノ イギ : コロナ カ ノ エイキョウ ニ ヨル ケントウ モ フクメテ

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抄録

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本稿は、心理学を専攻しボランティアを行っている大学生による「ボランティアミーティング」について報告し、その意義やコロナ禍による影響について検討を行った。ミーティングに参加し報告することで「ボランティアをやっていなければ感じることの出来ない悩みを持てるようになった」といった記述や、「困ったことをみんなに向けて報告することによって、客観的に問題を見ることができるようになった」、「自分だったらどうするかを考えるきっかけになった」といった回答が得られた。また、コロナ禍の影響として、「小学校で子どもたちと給食をとれなくなった」、「マスクの着用で運動量の多い遊びができなくなった」といったことも話題になった。ミーティングを行うことで、学生が活動をやりっぱなしにせず洞察を深めるきっかけになったことが考えられる。学生からは、具体的な実践例を話題提供し議論するといったような新たな提案もみられたことから、今後の発展を願いたい。

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