教員の養成・職能開発におけるレジャーの位置づけに関する考察

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タイトル別名
  • キョウイン ノ ヨウセイ ・ ショクノウ カイハツ ニ オケル レジャー ノ イチズケ ニ カンスル コウサツ
  • A Study on the Aspect of Leisure in Teacher Training and Professional Development

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抄録

本稿の目的は,教員の労働と生活の両面を改善するべく,教員の養成や職能開発において「レジャー」の視点を導入することの意義について考察することである。現在,教員の職業能力向上については多くの課題が山積している。教員免許更新制の見直しや小学校における教科担任制導入といった,学校教育の質の向上に向けての動きが活発となる一方で,教員の働き方についても議論がなされている。教員の業務量の多さや職務の困難は社会的に解決すべき課題であるが,根本的な解決策が現段階で提示されているとは言い難い。教員の質を向上させながら,教員の生活の質も同時に向上させるには,教員のキャリアデザイン,教員の多忙化など多角的な面からのアプローチが不可欠であろう。そこで本稿では,教員の質,そして生活の質の向上のために,教員のレジャー関する研究がどのように貢献できるのかについて,具体的に考察してみたい。

identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3379

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