有機物・微生物の宇宙曝露と宇宙塵・微生物の捕集たんぽぽ: その概要と準備状況

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抄録

第6回スペースデブリワークショップ (2014年12月17-19日. 宇宙航空研究開発機構調布航空宇宙センター(JAXA)(CAC)), 調布市, 東京

6th Space Debris Workshop (December 17-19, 2014. Chofu Aerospace Center, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)(CAC)), Chofu, Tokyo, Japan

我々は、ISS-JEM(国際宇宙ステーション・日本実験棟)曝露部上での微生物と生命材料となり得る有機化合物の天体間の移動の可能性の検討と微小隕石の検出および解析実験を提案し[たんぽぽ:有機物・微生物の宇宙曝露と宇宙塵・微生物の捕集]、その準備を進めている。超低密度エアロゲルを長期間(1年以上)曝露し、惑星間塵や宇宙デブリを含む微粒子を捕集するとともに、新規に開発したエアロゲルの利用可能性を検証する。捕集された微粒子とそれが形成する衝突痕(トラック)に対して、微生物または微生物関連生体高分子(DNA等)や有機物の検出、解析を行う。また、微生物を宇宙曝露する事により、微生物の宇宙環境での生存可能性と、生存に影響を与える環境因子について、推定を行う。また、宇宙塵に含まれて地球に飛来する有機物が宇宙空間で変成する可能性を検討する。本発表では、本計画の概要と現時点での準備状況等について報告する。

著者人数: 16名

形態: カラー図版あり

Number of authors: 16

Physical characteristics: Original contains color illustrations

資料番号: AA1530025047

レポート番号: JAXA-SP-14-013

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050855511201796352
  • NII論文ID
    120006827708
  • NII書誌ID
    AA11984031
  • ISSN
    1349113X
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1696/00003771/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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