運転負荷の強弱による発話状況の明確化
抄録
本研究では,カーナビゲーション利用時の音声対話に着目し,運転負荷の高低による発話状況の変化について調査した.人間の自由な発話にも対応可能な疑似カーナビと運転負荷の異なる状況を反映したドライビングシミュレータを用いて,運転者に対して運転タスクが課せられた環境下で音声対話システムとの対話タスクを実施し,ドライバの発話の特徴を調べる実験を行った.分析結果から,言語的特徴はほとんど変化がなかったが,対話的特徴は User Response Time (URT) 及びTime For Thinking (TFT) について運転負荷が高いときに有意に増加していた.以上から,運転負荷が高い場合,カーナビへの応答が困難になる可能性が高いことが示唆された.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 1254-1258, 2019-06-26
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522047781888
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- NII論文ID
- 170000181446
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00202356/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles