手書き変体仮名翻刻支援システム-複数通りの切り出し方を考慮した文字の配置方法-
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説明
我々はこれまで手書き変体仮名翻刻支援システムを提案してきた. 可能な文字の切り出し結果と可能な文字の読み方との組み合わせの中から, 制約解消により適切な解を求めるシステムである. 古文書に使われる文字は切れ目が分かりにくいため, 可能な文字切り出し結果を列挙するとそれらが重なりを持つことがある. このような背景から, 文字の切り出し結果とその読み順の認識しやすいグラフによる表示方法が, 我々のシステムの課題の一つとなっている. そこで本研究では, ユーザの作業効率の向上を目的として, 制約解消法Cassowaryを利用した文字切り出し結果の配置方法を提案する. 基本的なグラフ描画方法との比較により提案手法の評価を行なった.
収録刊行物
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- 第81回全国大会講演論文集
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第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 705-706, 2019-02-28
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522047873536
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- NII論文ID
- 170000180169
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles