同期現象を用いた三次元データ圧縮アルゴリズムの構築
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説明
同期現象とは,異なる振動数で振動している複数の振動子が相互作用によって一定の振動子に引き込まれる現象である.筆者らは距離画像の各頂点を振動子と仮定し,同期現象を用いることで,人間の顔・幾何学的な物体の距離画像を対象とした圧縮を行い,有効な結果を得てきた.今回は圧縮対象を三次元モデルへ拡張し,点群データに対して圧縮効率・復元精度の検証実験を行った.その結果,距離画像の場合と同様に,圧縮前の座標値に対する平均誤差率が0.5%以下の良好な結果を得た.今後は様々な三次元モデルにおける圧縮効率・復元精度の検証を行い,異なる形状の三次元モデルにおける本手法の有用性を検討する.
収録刊行物
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- 第78回全国大会講演論文集
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第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 229-230, 2016-03-10
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522050103040
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- NII論文ID
- 170000163393
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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