分散記憶型マルチプロセッサのためのネットワークトポロジーの自動マッピング環境
書誌事項
- タイトル別名
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- An Environment of the Automatic Topology Mapping for Distributed Memory Multiprocessors
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説明
近年各種のタイプの並列処理マシンが商用化され、それらを使用して並列処理を実際に行うことが可能になった。しかしほとんどのマシンにおいては、ハードウエアのトポロジーを意議してプログラムしなければならず、他のタイプのトポロジーに対して考案されたアルゴリズムを直接使用することはできない。ユーザの立場からいえば、自分にとって都合の良いトポロジーの下にアルゴリズムを設計し、プログラムを構築でき、ハードウエアのトポロジーへのマッピングは自動的に行われ、その際のオーバーヘッドができるだけ小さいことが望ましい。我々の研究室に導入したCUBE2はハイパーキューブ結合を有するメッセージ通信型のマルチプロセッサであるが、wormho1e型通信機構を用いているため単一ホップとマルチホップ通信時間の差が小さく、性能上は全結合マシンに近い。そこでこのことを利用して、ユーザの考えるトポロジーを自動的にハードウェアにマッピングするための並列処理プログラミング環境を構築したので報告する。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第42回 (ソフトウェア), 9-10, 1991-02-25
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522054102912
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB