ステレオ実写画像からのシャドーアート制作支援システム

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抄録

シャドーアートとは、同じイラストの描かれたカードを複数枚用意し、そのイラストの奥行きを推定していくつかのパーツに切り分け、そのパーツを適度な空間を持たせながら多層に貼り合わせることによって立体的な表現を行う芸術作品である。昨今では、自分で制作した作品をブログや動画投稿サイトにアップロードする活動も散見されている。この芸術において、奥行きの推定は制作作業の中で重要な位置を占めると同時に、敷居が高いと感じさせる原因ともなっていると推測される。本研究では、その奥行きの推定作業を画像処理のアプローチで行うことによって、誰でも手軽にシャドーアートを楽しめるように支援することを目的とする。

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