分散環境におけるメタデータ管理方式の研究

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抄録

近年、ネットワークサービスの増加に伴い、ネットワーク上に分散する様々な資源をメタデータとして一元管理するLDAPディレクトリサービスの応答性能向上が求められている。<br />本研究では主記憶装置の低価格化を鑑み、LDAPサーバの仮想メモリにデータベースを全てロードすることで応答性能の向上を行った。<br />更にLDAPサーバが管理する資源へのアクセスが時間的な特性を持つことに注目し、アクセスパターンのクラスタリング分析に基づいたページ配置を行うことでページングを効率化する技術を開発し、応答性能の向上を行った。<br />この技術は、全ての情報を仮想メモリにロードできる環境上の様々な技術において転用可能である。提案方式の概要を述べる。

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