実書道筆入力装置:ふでいち

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抄録

本論文では、実際の書道筆を使った入力装置:ふでいちの提案を行う。手書き系の入力方法はペンタブレットが主流であるが、ペンタブレットでは、実書道筆を用いた際の筆記面との摩擦、筆の穂の弾力性などの書き味を味わえず、筆による筆記のリアリティを損なう原因となっている。そこでふでいちでは、実書道筆を入力装置とし、実際の書道との感覚の差を埋める。特殊なセンサー等を内蔵しない市販の筆を使用するために、ふでいちでは、スマートフォン等の内蔵カメラを利用して筆の絶対位置を計測する。また、止めはね払いの形の再現のため、接地面を雫型と捉えた筆モデルを適用する。

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