マルチマウスクイズを活用した小学校の授業における評価
説明
本論文では,1つの画面を共有しながら複数人が同時にクイズを答えるシステムであるマルチマスクイズ(MMQ)を用いた小学校の社会科授業における実践結果を報告する.実践は,共同学習を支援することを目的とし,2つの小学校の協力を得てMMQを用いた4回の授業実践を実験として実施した.その結果,MMQが児童たちの学習の動機付けに有効であるとともに,教員が教育方針や教室での利用環境などに基づき,システムの利用効果を引き出すために様々な工夫を行えることが示された.これらの結果はマルチマウスクイズの今後の教育現場での利用の可能性が示唆するものである.
収録刊行物
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- 情報教育シンポジウム2011論文集
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情報教育シンポジウム2011論文集 2011 (4), 73-80, 2011-08-11
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522055733504
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- NII論文ID
- 170000082724
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles